CSVReport Ver1.0 製品情報

Excel でデザインする帳票ツール「VB-Report 11」はこちら

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Publickey にて「CSVReport Ver1.0」のタイアップ記事が掲載されました
ノーコードでCSVファイルからPDF帳票を出力。複雑なレイアウトでもExcelでユーザー自身が作成、カスタマイズ可能[PR](2023/09/19)

CSVReport Ver1.0 製品概要

「CSVReport Ver1.0」は、Excel で作成したレイアウトと CSV データからノーコードで PDF 帳票を作成するアプリケーションです。

帳票テンプレートは使い慣れた Excel で作成することができるため、新たに帳票ツールの使用方法を習得する必要がなく、すでに帳票として使用している Excel ファイルを流用することができます。またプログラムを記述することなく帳票を作成できるため、帳票開発にかかる工数を大幅に削減することができます。

実行環境に Excel をインストールする必要がないため、サーバーやクラウド環境でも使用することができます。

基本機能

CSVReport Ver1.0 は、ノーコード / ローコード帳票を実現する次の機能を提供します。

ノーコード帳票出力

コマンドラインで実行するコンソールアプリケーションです。
タスクスケジューラやバッチファイルからの実行のほか、ミドルウェアなどの外部プログラム実行機能があるアプリケーションから実行することもできます。

ローコード帳票出力

C# や VB のプログラムから呼び出し可能なアセンブリを提供しています。ASP.NET MVC アプリケーションや Windows Forms アプリから使用できます。
タスクスケジューラやバッチファイルからの実行のほか、ミドルウェアなどの外部プログラム実行機能があるアプリケーションから実行することもできます。

  • CSVReport Ver1.0 の仕組みをアセンブリ(DLL)で提供しています。
  • 1つのメソッドを呼び出すだけで帳票を出力できます。
  • 帳票テンプレートや CSV ファイル、帳票設定ファイルをそのまま使用できます。
  • VB-Report のWeb ビューアを使用することで Web アプリを構築できます。

帳票設定作成ユーティリティ

帳票設定ファイルを作成するための専用のユーティリティを収録。
帳票設定ファイルを使うことで明細項目の集計や画像、バーコードの指定など、拡張的な帳票出力を実現します。

製品の特徴

CSV ファイルでデータマッピング

CSV ファイルのタイトル行(1行目)の項目名に帳票テンプレートのセル位置を記述することで、2行目以降のデータが指定のセル位置に差し込まれます。セル位置の指定方法は3つあり、運用や用途に合わせた選択が可能です。

A1 参照形式
“A12”、“D10”、“F25” など、Excel 上で直感的に分かりやすい形式で項目名を設定します。

セル名
Excel の名前の機能でセルに名前を付けておき、その名前を項目名として設定します。
CSV ファイルのレイアウトを変更せずに、帳票テンプレート側でマッピングすることが可能です。

変数名
Excel 上で目的のセルに “**” で始まる文字列を設定しておき、その文字列を項目名として設定します。
Excel 上で直感的に分かりやすく、作成後も位置の変更がしやすいメリットがあります。

単票の作成

単票は Excel で作成したレイアウトと CSV ファイルだけで作成できます。

CSV ファイルの 1 レコードが帳票 1 ページになります。
PDF ファイルの他、Excel ファイルにも出力できます。

明細を含む帳票の作成

明細を含む帳票は、CSV のデータにより 2 つの方法があります。

1レコードにすべての明細があるデータ
1レコードにすべての明細を記載した CSV ファイル。
1レコードが 1ページとなりそのまま帳票を出力できます。

細かい設定が不要になる反面、CSV ファイルの項目数が増え、管理がしにくくなります。

明細ごとにレコードがあるデータ
1 レコードに1明細を記載した CSV ファイル。
正規化された一般的なデータベースと同様の形式です。

設定ファイルを使用することで、明細行数の指定や、小計、合計を出力可能。
CSV ファイルの項目数が減り、管理がしやすくなります。

帳票設定ファイルを使用した帳票出力

専用ユーティリティで作成可能な帳票設定ファイルにより、拡張的な帳票出力を実現します。

明細項目、行数の指定
明細として使用する項目の指定と、1ページ内の明細の行数を指定します。

小計、合計の指定
項目ごとのページ内の小計や全体の合計を指定します。

画像、バーコードの指定
帳票に画像やバーコードを設定することができます。

レイアウトの切り替え
あらかじめブックやシートで複数のレイアウトを用意し、特定項目の値により切り替えて出力することができます。

ニュースリリースを公開


CSVReport Ver1.0 の発売に関するニュースリリースはこちらをご覧下さい。

CSVReport Ver1.0 収録パッケージ

CSVReport Ver1.0 は、VB-Report 11 に収録された製品です。(追加収録日:2023 年 9 月 13 日)
VB-Report 11 製品基本パックのインストール媒体(CD-ROM)には収録されず、弊社ホームページからダウンロードすることでお使いいただけます。


CSVReport Ver1.0 製品版ダウンロード

VB-Report 11 ユーザー様は下記「CSVReport Ver1.0 ダウンロード申し込み」の画面指示に従い、製品版ダウンロードの作業を行ってください。

CSVReport Ver1.0 体験版ダウンロード

CSVReport Ver1.0 の体験版を公開しています。「ダウンロード」をクリックすると、ダウンロード前のダウンロードファイル情報画面へジャンプします。画面の指示に従い、ダウンロード作業を行ってください。

ダウンロードファイル 対象 ダウンロード
CSVReport Ver1.0 体験版 .NET Framework

CSVReport Ver1.0 製品資料

CSVReport Ver1.0 カタログ(PDF)のダウンロード(※)
CSVReport Ver1.0 製品資料(PDF)のダウンロード
CSVReport Ver1.0 使用許諾書(PDF)のダウンロード

※カタログ記載の必要システム、動作環境は、最新の情報と異なる場合があります。
最新の動作、対応状況はこちらをご確認ください。

対応する主な修飾機能

最終更新日 2023 年 9 月 13 日

CSVReport Ver1.0 の帳票テンプレートファイルで対応する Excel の主な修飾機能は次の通りです。
(対応する機能でも一部制限される動作があります)
※詳細な機能については「VB-Report 対応機能一覧(ReportMode.Speed)」でご確認ください。

機能名 対応可否 帳票設定ファイルの要否
[セルの書式設定] [表示形式 分類]
標準 / 数値 / 通貨 / 会計 / 日付 / 時刻 / パーセンテージ / 分数 / 指数 / 文字列 / その他 / ユーザー定義
不要
[配置] - [文字の位置]
横位置: 標準 / 左詰め / 中央揃え / 右詰め / 繰り返し / 両端揃え / 選択範囲内で中央 / 均等割り付け
縦位置: 上詰め / 中央揃え / 下詰め / 両端揃え / 均等 割り付け
不要
[配置] 文字の制御 (折り返して全体を表示する) 不要
[配置] 文字の制御 (縮小して全体を表示する) 不要
[配置] 文字の制御 (セルを結合する) 不要
[フォント] 不要
[罫線] 不要
[パターン] / [塗りつぶし] 不要
[書式] 高さ / 行の高さ 不要
幅 / 列の幅 不要
[ページ設定] [ヘッダー / フッター] 不要
改ページ 不要
[挿入] 図 (emf、bmp、dib、gif、jpg、png) (*1) 不要
オートシェイプ (*2) 不要
グラフ 不可 不要
バーコードイメージ
計算式セル (*3) 一部可 不要
明細行の集計(ページ計、ブレーク計、合計)

*1 1 ページを超えるレコード数、または改ページ指定での複数ページ出力では先頭ページにのみ画像が出力

*2 標準的な図形のみ

*3 明細帳票では使用不可