VB-Report 11 製品情報

Windows フォーム用ビューア、WPF 用ビューアの機能追加(更新日: 2023年2月14日)
ノーコード・ローコード帳票ツール「CSVReport Ver1.0」はこちら

このような開発者の方に

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弊社ブログにて VB-Report 11.0 for .NET の AWS - EC2 / Windows Server 2022 へのデプロイ手順を掲載しました
VB-Report11をWebアプリに組み込みEC2(AWS)のWindows Server 2022にデプロイする (2023/09/21)

VB-Report 11 製品概要

「VB-Report 11」は、使い慣れた Excel で帳票デザインを作成する帳票開発ツールです。

データの差し込みや出力などのプログラミングは開発者が行い、帳票レイアウトはエンドユーザーが Excel で作成する、ハイブリッドな帳票開発を実現。Excel がデザイナとなるため、帳票ツール独自のデザイナ機能を新たに覚える必要はなく、エンドユーザーが後から帳票レイアウトを変更することも可能。帳票開発やメンテナンスに掛かるコストを大幅に削減できます。

.NET 5 対応により、Windows の他、Linux 上での動作が可能になりました。また、.NET Framework に対応したバージョンも収録し、さまざまなサーバーやクラウド環境で Excel / PDF ファイルをダイレクトに生成するアプリケーションを構築できます。


・100% マネージコードで実装されたコンポーネントで、xlsx 形式、xls 形式の両形式に対応します。
・A1 参照形式、座標、変数名、セル名など、様々な指定方法で目的のセルへデータを設定することができ、固定帳票から複雑な連続帳票まで多彩なスタイルの帳票を作成することができます。
・作成した帳票はプレビューや印刷、Excel / PDF ファイルへの保存ができます。
・PDF ファイルの出力では、パスワードによる暗号化、フォントの埋め込み、IVS(異体字シーケンス)等に対応しています。
・Web 用ビューアを付属し、ブラウザ上での帳票出力に対応します。
・クラウド環境に対応。Microsoft Azure、Amazon Web Services 上で帳票を作成、配信することができます。
・アップデートにより Windows フォーム用ビューア、WPF 用ビューアの機能を追加しました。(更新日: 2023年2月14日)

製品の特徴
VB-Report 11.0 for .NET - ASP.NET Core デモ (Amazon Web Services)
VB-Report 10.0 for .NET - ASP.NET デモ (Amazon Web Services)

Excel でデザインする帳票開発

VB-Report 11.0 for .NET は、使い慣れた Excel で帳票デザインを作成する帳票開発ツールです。データの差し込みや出力などのプログラミングは開発者が行い、帳票レイアウトはエンドユーザーが Excel で作成する、ハイブリッドな帳票開発を実現。Excel がデザイナとなるため、帳票ツール独自のデザイナ機能を新たに覚える必要はなく、エンドユーザーが後から帳票レイアウトを変更することも可能。帳票開発やメンテナンスに掛かるコストを大幅に削減できます。

xlsx 形式、xls 形式の両形式に対応

100% マネージコードで実装されたコンパクトなコンポーネントで、xlsx 形式、xls 形式の両形式に対応します。付属のビューアも xlsx 形式、xls 形式の区別なく作成した帳票の出力が可能となるため、ファイル形式ごとのインターフェース実装を意識せずにアプリケーションを開発することができます。

シンプルな手順で帳票を出力

シンプルなコーディングで帳票出力が可能です。

  • C#
  • VB.NET
  • // デザインファイル名を指定し、帳票作成を開始します。
    cellReport1.FileName = @"C:\Book1.xlsx";
    cellReport1.Report.Start();
    cellReport1.Report.File();
    // 帳票のページごとにシートを指定して編集を行います。
    cellReport1.Page.Start("Sheet1", "1");
    cellReport1.Cell("A1").Value = "アドバンスソフトウェア株式会社";
    cellReport1.Page.End();
    // 帳票作成を終了します。
    cellReport1.Report.End();
    // 作成した帳票を Excel ファイルとして保存します。
    cellReport1.Report.SaveAs(@"C:\out1.xlsx");
  • ' デザインファイル名を指定し、帳票作成を開始します。
    CellReport1.FileName = "C:\Book1.xlsx"
    CellReport1.Report.Start()
    CellReport1.Report.File()
    ' 帳票のページごとにシートを指定して編集を行います。
    CellReport1.Page.Start("Sheet1", "1")
    CellReport1.Cell("A1").Value = "アドバンスソフトウェア株式会社"
    CellReport1.Page.End()
    ' 帳票作成を終了します。
    CellReport1.Report.End()
    ' 作成した帳票を Excel ファイルとして保存します。
    CellReport1.Report.SaveAs("C:\out1.xlsx")

簡単なセルへのデータ挿し込み

変数名(※)、A1 参照形式、座標、セル名による指定で、簡単に目的のセルへデータを挿し込むことができます。

※変数名によるセル指定
セル値の先頭に*(アスタリスク)が 2 つ付いた文字列を変数名として扱い、予めデザインシートのセルに記述した変数名を指定してデータの差し込みができます。変数名を使用することで、デザインシート側でセルの位置が移動した場合でも、コードを修正することなく目的のセル位置にデータを設定することが可能となります。変数名を識別する先頭文字列(**)を任意の文字列に変更することもできます。

  • C#
  • VB.NET
  • // A1 参照形式によるセル指定
    cellReport1.Cell("C4").Value = "セルC4";
    // 座標形式によるセル指定 ※A1 セルを基点(0, 0)とする
    cellReport1.Pos(2, 4).Value = "座標(2,4)";
    // 変数名による指定
    // 予め Excel で **VarName と設定されたセルを指定
    cellReport1.Cell("**VarName").Value = "変数名[**VarName]";
    // セル名によるセル指定
    // 予め Excel でセル名(名前の定義)を設定したセルを指定
    cellReport1.Cell("CellName").Value = "セル名[CellName]";
  • ' 変数名による指定
    ' 予め Excel で **VarName と設定されたセルを指定
    CellReport1.Cell("**VarName").Value = "変数名[**VarName]"
    ' A1 参照形式によるセル指定
    CellReport1.Cell("C4").Value = "セルC4"
    ' 座標形式によるセル指定 ※A1 セルを基点(0, 0)とする
    CellReport1.Pos(2, 4).Value = "座標(2,4)"
    ' セル名によるセル指定
    ' 予め Excel でセル名(名前の定義)を設定したセルを指定
    CellReport1.Cell("CellName").Value = "セル名[CellName]"

軽快・高品質なプレビュー機能

SVG 形式でプレビューを行う Web 用ビューアを付属。 SVG 形式の帳票ドキュメントにより、軽快で高品質なプレビューや印刷に対応し、Excel、PDF ファイルの保存にも対応。

JavaScript で実装されているため、Google Chrome、Microsoft Edge などブラウザ上での帳票出力が実現します。


※クライアント環境向けのビューア機能も今後のアップデートで追加予定
アップデートにより Windows フォーム用ビューア、WPF 用ビューアの機能を追加しました。(更新日: 2023年2月14日)

セクションレポート

セクションレポート機能では、帳票のヘッダー部、明細部、フッター部を各セクション単位で管理することができます。ページ単位でのヘッダー/フッターの調整や可変のレコードなど、複雑な連続帳票も簡単に作成することができます。

PDF 生成エンジン

作成した帳票を PDF ファイルとして出力できます。

PDF ファイルの出力では、下記の機能に対応しています。
文書のプロパティの設定
パスワードによる暗号化("AES 256 bit" まで)
文書の制限の設定
透過画像
フォントの埋め込み
外字切り替え
IVS(異体字シーケンス)

専用バーコードコンポーネントを付属

2 次元バーコードの QR コード、PDF417 をはじめ、主要な 1 次元バーコード、郵便カスタマバーコードを生成することが可能なバーコードコンポーネントを付属。 VB-Report ひとつでバーコード付き帳票の作成が可能です。

「VB-Report 11」は次のバーコードに対応しています。
JANコード(8桁、13桁)
UPCコード(UPC-A、UPC-E)
ITFコード(6桁、14桁、16桁、自由桁)
Codabar(NW-7)
Code39
Code128
GS1-128(旧称:UCC/EAN128)
公共料金等代理収納 GS1-128
カスタマバーコード
QRコード(モデル1、モデル2)
PDF417(標準、簡易)

クラウド環境に対応

Microsoft Azure や Amazon Web Services 上で帳票を作成、配信することができます。

クラウド環境のライセンスについて
VB-Report 11.0 for .NET - ASP.NET Core デモ (Amazon Web Services)
VB-Report 10.0 for .NET - ASP.NET デモ (Amazon Web Services)

.NET 5 / 6 / 8 に対応

.NET 5 / 6 / 8 に対応(VB-Report 11.0 for .NET)。Windows の他、Linux 上での動作が可能です。

動作環境

ニュースリリースを公開


VB-Report 11 の発売に関するニュースリリースはこちらをご覧下さい。

導入事例

VB-Report シリーズをご活用いただいているお客様の導入事例を紹介します。

導入事例一覧

VB-Report 11 製品構成

VB-Report 11 は、開発環境ごとに次の 2 製品(バージョン)を収録したパッケージです。


VB-Report 11 体験版ダウンロード

VB-Report 11 に収録されている製品バージョンごとの体験版を公開しています。
目的のダウンロードファイルが見つかったら、右側の「ダウンロード」をクリックすると、ダウンロード前のダウンロードファイル情報画面へジャンプします。画面の指示に従い、ダウンロード作業を行ってください。

ダウンロードファイル 対象 ダウンロード
VB-Report 11.0 for .NET 体験版 .NET
VB-Report 10.0 for .NET 体験版 .NET Framework

VB-Report 11 製品資料

VB-Report 11 カタログ(PDF)のダウンロード(※)
VB-Report 11 製品資料(PDF)のダウンロード
VB-Report 11 使用許諾契約書(PDF)のダウンロード
VB-Report 11 デプロイ手順書(AWS - EC2 / Windows Server 2022)(PDF)のダウンロード

※カタログ記載の必要システム、動作環境は、最新の情報と異なる場合があります。
最新の動作、対応状況はこちらをご確認ください。