ライセンスファイルについて

ExcelCreator 11.0 for .NET では、製品 CD-ROM からインストールした場合でも製品版として動作させるにはライセンスファイルを指定する必要があります。ここでは、ライセンスファイルの指定方法を説明します。

ライセンスファイルの申請は、ライセンス手続きから行うことができます。

ライセンスファイルの注意事項

ライセンスファイルには、以下の注意事項があります。

  • ライセンスファイルを指定しない場合、ExcelCreator 11.0 for .NET は体験版として動作します。
  • ライセンスファイルを、第三者に再使用権を許諾したり、譲渡、移転することはできません。
  • ライセンスファイルは、流出、紛失しないよう大切に保管してください。
  • ライセンスファイルは、編集すると正しく動作しません。編集せずにそのまま使用してください。
  • ライセンスファイルの発行手続きは、製品基本パック(開発ライセンス)のシリアルナンバーでのみ行えます。
    追加ライセンス、サーバーライセンス対象の端末では、製品基本パック(開発ライセンス)のシリアルナンバーで発行したライセンスファイルをコピー、配布してご利用ください。

ライセンスファイルをファイルパスで指定する

次のコードは、Creator.SetLicense メソッドでライセンスファイル(AdvanceSoftware.ExcelCreator.License.xml)の物理ファイルパスを指定するサンプルコードです。

  • C#
  • VB.NET
  • // C:\Data フォルダに配置したライセンスファイルの物理パスを指定します。
    creator1.SetLicense("C:\\Data\AdvanceSoftware.ExcelCreator.License.xml");
    creator1.OpenBook("C:\\Data\\Out.xlsx","C:\\Data\\Template.xlsx");
    creator1.CloseBook(true);
  • ' C:\Data フォルダに配置したライセンスファイルの物理パスを指定します。
    Creator1.SetLicense("C:\Data\AdvanceSoftware.ExcelCreator.License.xml")
    Creator1.OpenBook("C:\Data\Out.xlsx","C:\Data\Template.xlsx")
    Creator1.CloseBook(True)

SetLicense メソッドはコンポーネントのインスタンスに対し 1 回のみ実行し、ファイル作成処理ごとに毎回実行する必要はありません。

ライセンスファイルを埋め込みリソースで指定する

  1. プロジェクトを開き、[プロジェクト] メニューの [既存項目の追加] を選択します。
  2. [既存項目の追加] ダイアログより、ライセンスファイル(AdvanceSoftware.ExcelCreator.License.xml)を選択して、[追加] ボタンをクリックします。
  3. ソリューション エクスプローラから追加したライセンスファイルが、プロジェクトに登録されていることを確認します。
  4. 引き続き、ソリューション エクスプローラから追加したライセンスファイルを選択し、[プロパティ] ウィンドウの [ビルドアクション] を「埋め込まれたリソース」に変更します。
  5. 以上でプロジェクトへの登録は完了です。下記のサンプルコードにて対応してください。
  6. 次のコードは、埋め込みリソースとしてプロジェクトに埋め込んだライセンスファイル(AdvanceSoftware.ExcelCreator.License.xml)を指定するサンプルコードです。
  • C#
  • VB.NET
  • // ソリューション名は「WinFormsApp1」とします。
    System.Reflection.Assembly myAssembly = System.Reflection.Assembly.GetExecutingAssembly();
    System.IO.Stream tempStreamLicense = myAssembly.GetManifestResourceStream("WinFormsApp1.AdvanceSoftware.ExcelCreator.License.xml");
    // 埋め込まれたライセンスファイルを指定します。
    creator1.SetLicense(tempStreamLicense);
    creator1.OpenBook("C:\\Data\\Out.xlsx","C:\\Data\\Template.xlsx");
    creator1.CloseBook(true);
  • ' ソリューション名は「WinFormsApp1」とします。
    Dim myAssembly As System.Reflection.Assembly = System.Reflection.Assembly.GetExecutingAssembly()
    Dim tempStreamLicense As System.IO.Stream = myAssembly.GetManifestResourceStream("WinFormsApp1.AdvanceSoftware.ExcelCreator.License.xml")
    ' 埋め込まれたライセンスファイルを指定します。
    Creator1.SetLicense(tempStreamLicense)
    Creator1.OpenBook("C:\Data\Out.xlsx","C:\Data\Template.xlsx")
    Creator1.CloseBook(True)

SetLicense メソッドはコンポーネントのインスタンスに対し 1 回のみ実行し、ファイル作成処理ごとに毎回実行する必要はありません。