製品の特徴

Excel Data Server は 2019 年 6 月 30 日 をもって販売を終了いたしました。

実データの取得と XML ファイル出力

Excel Data Server は、Excel データファイルから取り込みたい目的のデータがあるセルの位置情報を、簡単な操作で位置情報定義ファイルに作成し、その位置情報定義ファイルを元に、Excel データファイルから実データを取得し、XML ファイルに出力する事が可能な、Excel Data DB 連携ツールです。

以下のアプリケーションを使用します。

アプリケーション名 内容
ExcelTrans Editor データを取り込むセルの位置情報定義ファイルを作成するアプリケーション
ExcelTrans ExcelTrans Editor で作成した位置情報定義ファイルを元に、Excel データファイルから実データを取得し、XML ファイルに出力するアプリケーション

位置情報定義ファイルの作成に面倒な手順は不要

ExcelTrans Editor による位置情報定義ファイルの作成は、次の手順で対応します。

Step1: ExcelTrans Editor を起動する。
Step2: Excel を起動してデータシートを開く。
Step3: 開いた Excel から、目的のセルを既定のフォームにドラッグ & ドロップ。

【位置情報定義ファイルの作成イメージ】

上記で定義完了、後は位置情報定義ファイルに名前をつけて保存するだけです。
(位置情報定義ファイルも XML で定義されているので、外部プログラム中からでも利用可能)

スキーマ文書(xsd)も同時に出力可能

位置情報定義ファイルを保存する際に、スキーマ文書(xsd)の同時出力も設定可能です。

Excel データファイルからデータ種別情報の取り込みが可能

展開したセルの位置情報に対して、データ種別情報を取得して自動で設定可能です。

XML ファイルへの出力

ExcelTrans Editor で作成した位置情報定義ファイルを元に、Excel データファイルから実データを取り出して、XML ファイルに出力します。

【XML 出力イメージ】

複数のファイルを処理する事も可能

実データの入った Excel データファイルを指定する際に、ワイルドカードを使用して複数のファイルを処理する事も可能です。

http 経由のファイルアクセス(WebDAV)対応

ExcelTrans Editor で作成した位置情報定義ファイル名を指定する際に、WebDAV(Web Distributed Authoring and Versioning)での指定も可能です。

コマンドラインインタフェースにも対応

外部プログラムからコマンドライン引数を使用して様々な出力制御が可能です。

コマンドライン引数の作成も可能

アプリケーション画面の設定内容をコマンドライン引数ファイル(xmlc)に出力できるため、面倒なコマンドラインの設定が不要です。

コンポーネントの提供

アプリケーションのコアコンポーネント部分を VB や C# のプログラムから使用できるため、必要なデータを取り込む部分をビジネスロジックに簡単に組み込むことができます。

Excel の形式(xls 、xlsx 形式)に区別なく対応

Excel 2007 で大幅に変更された、新しい xlsx 形式にも対応しているので、Excel データファイルをより柔軟に有効活用する事が可能です。