News Release

Advance software

2021 年 6 月 16 日
アドバンスソフトウェア株式会社

.NET 5 対応バージョンを新たに収録した Excel ファイル生成コンポーネント統合パッケージ「ExcelCreator 11」の発売を発表。


アドバンスソフトウェア（株）（〒918-8239 福井県福井市成和1丁目2816番地、代表取締役　山本一浩、0776-21-9008（代））は、「ExcelCreator 11」を2021年6月16日にリリースします。 価格は１クライアント開発ライセンス70,400円（本体価格64,000円）で販売します。 「ExcelCreator 11」を組み込んで開発したアプリケーションをサーバーに配置して使用する場合は、別途サーバーライセンスが必要になります。

「ExcelCreator 11」は、.NET 5、.NET Framework のプログラム上で Excel ファイルを高速に作成することができるコンポーネントです。収録バージョンは、.NET 5 環境に対応した ExcelCreator 11.0 for .NET および、従来の .NET Framework 環境に対応した ExcelCreator 10.0 for .NET の２つのバージョンを収録します。

「ExcelCreator 11」は、独自の技術でファイルを生成しているため、高速に Excel ファイルを生成することができます。また、実行環境に Excel のインストールは不要です。そのため、クラウドやサーバー上のアプリケーションでも使用することができます。

製品の特長

ExcelCreator 11 は、プログラム中から Excel ファイルを生成する「Excel ファイル生成ツール」です。Excel がインストールされていない環境でも高速に Excel ファイルを生成できるため、Windows アプリケーションから Web アプリケーションまで Excel を有効に活用したアプリケーション開発を支援します。

.NET 5 開発環境に対応

.NET 5 環境に対応した ExcelCreator 11.0 for .NET を新たに収録。Windows の他、Linux 上での動作が可能となりました。

Excel ファイルを高速に生成

独自の技術により、Excel ファイルを高速に生成することができます。

コンポーネント 処理速度 (数値の書き込み)
1万セル
(10列×1000行)		 10万セル
(20列×5000行)
Express コンポーネント 約 0.05 秒 約 0.13 秒
Creator コンポーネント 約 0.2 秒 約 1.77 秒
Excel オブジェクト 約 30.48 秒 約 317.23 秒

※ExcelCreator 11.0 for .NET に付属のコンポーネントと Excel オブジェクトの処理速度比較です。
OS: Windows 10 Pro 64bit、CPU: Intel Core i5-4460 3.20GHz、メモリ: 16GB の実行マシンでの結果です。

シンプルなコーディング

「ExcelCreator 11」は、シンプルなコードで Excel ファイルの作成ができます。
以下のコードでは、A1 セルに値を設定してファイルを作成しています。

  • C#
  • VB.NET
  • // ① Excel ファイル(NewBook.xlsx)を新規作成
    creator1.CreateBook(@"C:¥NewBook.xlsx", 3, AdvanceSoftware.ExcelCreator.xlsxVersion.ver2019);
    // ② A1セルに値を差し込み
    creator1.Cell("A1").Value = "アドバンスソフトウェア株式会社";
    // ③ Excel ファイルをクローズ
    creator1.CloseBook(true);
  • ' ① Excel ファイル(NewBook.xlsx)を新規作成
    Creator1.CreateBook("C:¥NewBook.xlsx", 3, AdvanceSoftware.ExcelCreator.xlsxVersion.ver2019)
    ' ② A1セルに値を差し込み
    Creator1.Cell("A1").Value = "アドバンスソフトウェア株式会社"
    ' ③ Excel ファイルをクローズ
    Creator1.CloseBook(True)

Excel の主要な機能に対応

Excel で設定可能な主要な機能や属性に対応しています。
詳しくは弊社ホームページに一覧を記載しております。

対応する Excel 修飾機能

PDF、HTML ファイルの出力にも対応

Excel ファイル以外にも PDF、HTML ファイルの出力も可能です。
また、PDF ファイルは各種プロパティや画像の透過設定、暗号化、外字の埋め込みなどにも対応します。

基本機能

「ExcelCreator 11」の基本機能は以下の通りです。

Excel ファイルを新規作成

Excel ファイルを新規に生成することができます。

既存の Excel ファイルをオープン

既存の Excel ファイルをオープンし、値の設定や取得をして上書き保存および、別ファイルとして保存(オーバーレイオープン)することができます。また、読み取り専用でオープンすることもできます。オープンする Excel ファイルは、プログラムに埋め込んで使用することもできます。

Excel の主要な機能に対応

フォント、書式設定、ページ設定など、Excel の主要な機能を設定することができます。

シート/行/列の操作、数式の設定

シート、行、列の追加、コピー、削除に対応しています。データ量に応じて必要な行、列をコピーして同一の書式で可変のデータを蓄積させるなど、プログラム中から自在に操作を行うことができます。また、Excel の数式を設定することもできます。

  • C#
  • VB.NET
  • // 1 シート目をコピーし、シート名を "copy" に設定して 2 シート目に挿入します。
    // セルの値や書式以外に、図や図形などのオブジェクト類もコピー先シートに引き継がれます。
    creator1.CopySheet(0, 1, "copy");
  • ' 1 シート目をコピーし、シート名を "copy" に設定して 2 シート目に挿入します。
    ' セルの値や書式以外に、図や図形などのオブジェクト類もコピー先シートに引き継がれます。
    Creator1.CopySheet(0, 1, "copy")

行/列のコピーではセルの値や書式以外に計算式もコピーされます。また、行列の操作で計算式が移動した場合、参照先セルの座標移動にも対応しています。
例) A1 セル計算式 "=B1" を A2 セルへ行コピー、または行移動後の A2 セル計算式 "=B2"

  • C#
  • VB.NET
  • // 1 行目をコピーして 2 行目に貼り付けます。
    creator1.RowCopy(0, 1);
    // A 列をコピーして B 列に貼り付けます。
    creator1.ColumnCopy(0, 1);
  • ' 1 行目をコピーして 2 行目に貼り付けます。
    Creator1.RowCopy(0, 1)
    ' A 列をコピーして B 列に貼り付けます。
    Creator1.ColumnCopy(0, 1)

図/オートシェイプの対応

セルを指定して図やオートシェイプを挿入することができます。

  • C#
  • VB.NET
  • // スケールモードを "ピクセル(px)" に設定します。
    creator1.ScaleMode = AdvanceSoftware.ExcelCreator.ScaleMode.Pixel;

    // A1 セルに画像 (幅：100px、高さ：100px) を設定します。
    System.Drawing.Image image = System.Drawing.Image.FromFile(@"C:\image.bmp");
    creator1.Cell("A1").Drawing.AddImage(image, 100, 100);

    // A1 セルにオートシェイプ "円/楕円 (幅：100px、高さ：100px)" を設定します。
    creator1.Cell("A1").Drawing.AddShape(AdvanceSoftware.ExcelCreator.ShapeType.Ellipse, 100, 100);

    // A1 セルにテキストボックス "円/楕円 (幅：100px、高さ：100px)" を設定し、ボックス内に文字列 "アドバンスソフトウェア" を設定します。
    creator1.Cell("A1").Drawing.AddTextBox(AdvanceSoftware.ExcelCreator.ShapeType.Ellipse, "アドバンスソフトウェア", 100, 100);
  • ' スケールモードを "ピクセル(px)" に設定します。
    Creator1.ScaleMode = AdvanceSoftware.ExcelCreator.ScaleMode.Pixel

    ' A1 セルに画像 (幅：100px、高さ：100px) を設定します。
    Dim image As System.Drawing.Image = System.Drawing.Image.FromFile("C:\image.bmp")
    Creator1.Cell("A1").Drawing.AddImage(image, 100, 100)

    ' A1 セルにオートシェイプ "円/楕円 (幅：100px、高さ：100px)" を設定します。
    Creator1.Cell("A1").Drawing.AddShape(AdvanceSoftware.ExcelCreator.ShapeType.Ellipse, 100, 100)

    ' A1 セルにテキストボックス "円/楕円 (幅：100px、高さ：100px)" を設定し、ボックス内に文字列 "アドバンスソフトウェア" を設定します。
    Creator1.Cell("A1").Drawing.AddTextBox(AdvanceSoftware.ExcelCreator.ShapeType.Ellipse, "アドバンスソフトウェア", 100, 100)

PDF ファイル、HTML ファイルの出力

Excel ファイルの他、PDF ファイルや HTML ファイルを出力することができます。PDF ファイルでは暗号化にも対応します。

開発環境、動作環境に合わせた製品構成

ExcelCreator 11 は、開発環境ごとに次の 2 製品(バージョン)を収録した統合パッケージです。

お問合せ先

会社概要

アドバンスソフトウェア株式会社

資本金 １千万円
代表者 山本　一浩
所在地 〒918-8239
福井県福井市成和1丁目2816番地
TEL：0776-21-9008(代)
FAX：0776-21-9022

主な流通パッケージソフト

「VB-Report 10」Excel でデザインする帳票ツール
「ExcelCreator for Java」Java 環境対応 Excel ファイル高速生成ツール
「VB-BarCode 5」高精度バーコード生成コンポーネント
「Yubin7」郵便番号＆カスタマバーコードデータ変換ソフト

製品に対するお問合せ

営業窓口
E-mail：info@adv.co.jp
TEL：0776-21-9008
FAX：0776-21-9022

技術窓口
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FAX：0776-21-9022

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