------------------------------------------------------------------------------ (2.1.0.5) Excelクリエーター Ver2 ======================================== - アドバンスソフトウェア 株式会社 - ------------------------------------------------------------------------------ この度は、本製品をご利用頂きまして、誠に有り難うございます。 このドキュメントは、付属のマニュアルやヘルプファイルに記載されていない 重要な内容や、記載内容の訂正が記述されております。 このドキュメントには、次の解説が記述されています。 ◆ 修正内容について ◆ 仕様変更点、及び付属ファイルの追加について ============================================================================== ************************************************** ◆ 修正内容について * ************************************************** Ver2.1.0.5 ・列と行方向で別々の共有数式が重なるセルにおいて、数式が異なる現象を修正。 ・外部参照の多いファイルを使用するとアプリケーションエラーが発生する現象を 修正。 ・何らかの要因で、最大行数分の行索引ができてしまったExcelファイル中の 無効なセルの値を取得しようとした場合にアプリケーションエラーが発生する現象 を修正。 Ver2.1.0.4 ・シート削除後、残ったシートにある名前の定義が壊れる現象を修正。 ・Excelビューアの印刷において、WindowsNT系のOSでExcelシートの印刷設定(用紙サ イズなど)が反映されない現象を修正。 Ver2.1.0.3 ・Excelビューアでプリンタの設定ダイアログから選択した給紙の設定が出力先のプリ ンタに反映されるよう修正。 ・Excelビューアで一部セルの背景色が正しく表示されない現象の修正。 ・Excelビューアで32バイト以上のプリンタ名に対する切り替えと印刷に対応。 Ver2.1.0.2 ・プログラムでシートの保護が設定されたブックを開いた後、そのブックが使用中 の状態になり、ブックの削除やリネームができなくなる現象を修正。 ・列幅、行高の設定(ColWidth、RowHeight プロパティ)で、列数、行数の範囲を超 えても座標エラーにならない現象を修正。 また、列幅の範囲(0〜255)、行高の範囲(0〜409)、これら範囲外の値を設定して もパラメーターエラーにならない現象を修正。 ・特定の環境で Excelビューアの API 関数を使用して、Excelファイルのプレビュー、 印刷ができない現象を修正。 ・Excelビューアの Zoom プロパティで、現在のプレビュー倍率を取得可能な仕様に 変更。 ・Excel ビューアで、ネットワーク上の共有プリンタや、文字数の多いプリンタ名 が通常使用するプリンタに設定されている状態で印刷を行った時、プリンタの設 定ダイアログが表示される現象を修正。 ・Excelビューアで、特定の Excel ファイルに設定された行の高さのがプレビュー に反映されない現象を修正。 Ver2.1.0.1 ・Excel 2002形式のExcelファイルを新規作成後、Excel 97/2000形式のExcelファイ ルを新規に作成すると Excel 2002形式のデフォルトの属性(文字の縦位置:中央 揃え)が設定される現象を修正。 ・Excel上で、全セル、行、列、いずれかの方法で選択状態にして属性を設定した Excel ファイルを、OpenBook で開いて属性を設定したセルの操作を行うと、設 定した属性がデフォルトに戻る現象を修正。 ・Excelクリエーターで背景色を設定したExcelファイルをExcelビューアで表示する と、背景色が黒くなる現象を修正。(Excel 95形式のみ) Ver2.1.0.0 ・行の高さを変更すると、変更した行以外の行の高さも同じサイズで変更される現象 を修正。 ・セルを移動して属性を設定した後、元のセルに戻り属性を設定すると元々設定され ていた別の属性がデフォルトに戻るなどの現象を修正。 ・CreateBook の引数、Ver(作成する Excel ファイルのバージョンを設定)に ver2000(Excel 2000形式)、ver2002(Excel 2002形式)を追加しました。 Ver2.0.9.9 ・保護されたブックに対して ReadBook を行った場合、エラーを返すよう修正。 Ver2.0.9.801 ・あらかじめパターン、背景色が設定してあるセルをデフォルトのパターン、背景色 に設定し直しても有効にならない現象を修正。 Ver2.0.9.8 ・シートを削除するとメモリが増加する現象を修正。 ・単一セルを指定して結合した場合に、作成した Excelファイルを開くとアプリケー ションエラーが発生する現象を修正。 Ver2.0.9.7 ・斜め罫線にlsNoneを設定した場合、正しく動作しない現象を修正。 Ver2.0.9.6 ・複数ブックをオープンしオーバレイした場合、2つめ以降のヘッダ・フッタが消え る現象を修正。 ・複数の数式が設定されているブックをオーバレイするとファイルが破損する現象を 修正。 Ver2.0.9.5 ・OpenBook時に使用する一時ファイルの名称を重複しないよう変更。 ・Funcプロパティに空文字列を設定するとアプリケーションエラーが発生する現象 を修正。 Ver2.0.9.4 ・DelSheet で末尾のシートを削除すると、残りのシートのうち、最後のシートの印 刷範囲が消える現象を修正。 Ver 2.0.9.3 ・VB で CloseBook True を設定した際にテンポラリファイルが削除されない現象を 修正。 ・Excel 2002 に対応。 Ver 2.0.9.2 ・Excelで計算式の再計算フラグがOffの場合に、計算結果が消える現象を修正。 Ver 2.0.9.1 ・2.0.9.0の修正に伴い、空白セルの値を取得した際に不正な文字列が取得される現象 を修正。 Ver2.0.8.9 ・Box罫線でlsNoneが有効にならない現象を修正。 Ver2.0.8.8 ・シート名取得メソッド、APIを追加 ・Box罫線を引いたセルに対し、Excel上で編集を行うと罫線が消える現象を修正。 ・プログラム中から2シート目以降に"**"ではじめる文字列を設定すると、先頭シート のセルに値が書き込まれる現象を修正。 Ver2.0.8.7 以前の修正 ・NT3.51で OLEAUT32.DLL がVer2.2以前の場合、インストールの最後にエラーが 発生する。 ・行の高さ、幅が正常に設定できない場合がある。 ・オーバーレイで作成したブックがExcelでオープンした場合、正しく表示されな い。場合によっては、Excelがアプリケーションエラーを引き起こす。 ・DefFontName指定後さらにFontNameにてフォント変更すると設定が有効にならな い。 ・POS()を使用して座標を指定する場合、"BA","CA"のように右に"A"が来る位置が 正しく処理できない。 ・素のWindows95とVB4の組み合わせで、コントロールをVBに組み込もうとすると 「DLLの読込時のエラーです」と出る。 ・NT3.51上でVB4 を使ってViewerのPreViewを実行すると、アプリケーションエラ ーになる。 ・ExcelConverterでIBM漢字のデータを変換すると漢字が空白になる。 ・VB上でExcelViewerのSetPrintメソッドの戻り値がTRUEかの判定ができない。 ・ViewrでUrlNameプロパティにExcelファイルを指定した場合、表示される列数と 行数に誤りがある。 ・ViewrでWindowsNT4.0のネットワークプリンタに対して印刷を行うと、環境によ って「プリンタがオープンできません」というエラーが出る。 ・マクロが記述されているExcelをViewerで開くと、処理が遅くなるかエラーが発 生する。 ・Excelファイルを上書きする毎にファイルサイズが増えてしまう。 ・OpenBookでオープンした時、いくつかの属性が無効になってしまう。 ・CreatorのJointプロパティをTRUEに設定したファイルをExcelで開くとエラーが 発生する。 ・Excel95でセル内の文字列に書式が設定してあるデータをOpenBookすると、その セルが消えてしまう。 ・VB上でXlsGetStr()関数、XlsGetValue()関数を使用した場合エラーが発生する。 ・OpenBookをするとデータが無い行の高さがデフォルト値になってしまう。 ・マージンを全て0にした場合ExcelViewerで印刷するとマージンが0になっていな い。 ・XlsPutBoxで、btRight(右罫線)を指定すると箱になってしまう。 ・PosVertで、pvUP(上揃え)が有効にならない。 ・オーバレイ機能で、シートによってアプリケーションエラーになる場合がある。 ・Viewerにてセルの幅、高さ表示が正しくない場合がある。 ・セルの値で、$を使用してセルを参照している場合、このファイルをオープンクロ ーズすると、参照式が正しく移行されない。 ・True、False、#NULLなどのエラー値が記述されているセルの値を読み込めない。 True:-1 False:0 Err値:1〜7(MS-Excelのエラー値)を返すように修正。 ・Viewerにてシートが多く存在するブックの、シート選択メニューを表示すると 選択メニューが画面をはみ出してしまう。 ・未使用のCreaterOCXを貼りつけて、Viewerでファイルを表示したまま、アプリ ケーション自体を終了するとエラーがおこる。(VB4のみ) ・Viewerで印刷時に大きく拡大されて出力される場合がある。 ・2つ以上のファイルを同時にオープンした場合、後に開いた方を先にクローズ するとエラーがおこる。 ・オーバーレイ元となるファイル名を指定してファイルをオープンし、かつ、 書込用ファイルが使用中の時、Errorイベントが発生しない。 ・Delphi用API関数宣言ユニットXls2.pasの定数の修正。 ・Open CloseやViewerにて、解放されないメモリがある。 ・オートフィルターを含んでいるExcelファイルを上書きすると、不正なファイル になる。 ・ダイアログシートを含んでいるExcelファイルを上書きすると、関連している マクロが、正常に動作しなくなる。 ・ブックの保護を行ったExcelファイルを使用すると、不正なファイルとなる。 ブックの保護を行ったファイルは未対応の為、使用時にOpenエラーを返すように 修正。 ・オーバーレイ元に含まれている配列数式が、不正な値となるのを修正。 ・前景・背景色は設定せずに、塗りつぶしパターンのみを設定しているセルに対し 属性の変更を行うと、そのセルが黒く塗りつぶされる。 ・オーバーレイ元ファイルにて、セルの入力規則が設定されている場合に対応。 ・シートの参照関数を設定したExcel95ファイルを作成すると、不正なファイルとなる。 ・ヘルプに記載された罫線とパターンの値が異なっていたため、ヘルプを修正。 ・セルにシートを参照する関数が定義されている場合、プログラム中で参照先のシート 名を変更すると、シートを参照する関数の結果が#REFとなる。(Excel95のみ) ・Windows95付属のmicrosoft社製「ユニバーサルプリンタドライバ」を使用してExcel Viewerから印刷を行った場合、Excel側で設定されている余白が考慮されず、用紙の 左上(印刷不可能領域を除く)から印刷されてしまう。 ・オーバーレイファイルのセルに対し「*」を設定しても有効にならない。 ・文字列設定の際先頭が文字列を判別するための「 ' 」であった場合、「 ' 」を削除 して文字列設定を行うよう修正。 ・ファイルをオープンクローズを繰り返すとファイルサイズが増加する。 ・あらかじめフォント名を変更したセルに対しフォントポイントを変更すると変更した セルのフォント名がデフォルトになってしまう。 ・フォント名を明朝で作成したExcelファイルを印刷するとプリンタによってゴシック フォントで印刷されてしまう。 ・あらかじめフォントサイズを変更したセルに対しさらにフォントサイズを変更した場 合、後に設定した値が有効とならない。 ・行の高さ/列幅が0のデータ(表示しない)が印刷時に印字されてしまう。 ・ExcelクリエーターからIF関数内の条件文にシート参照を設定したものをExcelで見る と'#VALUE'になってしまう。 例)'=IF(sheet1!A1=sheet2!A1,"",sheet1!A2)' ・セルのロックを解除したファイルをオーバーレイして値(属性)を書き込むと書き込ん だセルがロックされてしまう。 ・Excelクリエーターにてシート削除したファイルを、Excelで開きシートコピーを行う と不正処理が出る。 ・CloseBookメソッドでFalse指定の際、OpenBookメソッド使用時は変更内容が破棄され ていなかった。 ・カレントセルをA1に設定しているExcelファイルをオーバーレイするとカレントセ ルが先頭シート以外、A2になる。 ・POS関数を使用時に次のような設定の場合、属性が有効にならない。 設定例:POS(0,1,0,0).セルの属性 POS(1,1,0,1).セルの属性 ・Viewerにて複数回同一Excelファイルを表示した場合、アプリケーションエラーが発 生する場合がある。 ・共有数式が含まれているExcelファイルをオーバーレイ後、Excel上開くとアプリケー ションエラーが発生する。 ・計算結果が文字列になっているセルを含むExcelファイルを複数回ReadBookでオープ ンした場合、2回目のオープン以降、値が取得できない。 ・Excelクリエータで作成したファイルをReadBookでオープンした場合、指定位置の値 の取得を行っても、取得出来ない個所がでてきてしまう。 ・オーバーレイで作成したファイルをビューアーで表示すると、行の高さが反映されて いない。 ・画面の左上の位置がA1以外に設定しているExcelファイルをオーバーレイすると画 面の左上の位置がA1になってしまう。 ・データの最終行に属性を設定しているExcelファイルをオーバーレイすると属性が消 えてしまっている。 ・ExcelコンバータのSDF・バイナリ・通信データ形式にて必須項目の「長さ(項目の桁 数)」が指定されていないフィールド情報ファイルを使用して変換を行なうと、アプ リケーションエラーが発生するためエラーを返す様にした。 ・Excel97形式で計算結果が半角混じりの文字列のセルを取得すると取得した文字列の 後ろにごみがついてしまう。 ・Excelファイルがオープンされているにもかかわらず、OpenBookメソッドにて上書き オープンを行ってもエラーにならない。 ・書式設定されているExcelファイルに対しデータを設定すると、あらかじめ指定して いた書式が解除される場合がある。 ・DelSheetを行うと印刷範囲・行/列タイトルが設定されているシートの設定内容が 消去されてしまう。 ・変数文字列を数式結果としているデータをオーバーレイすると、数式までが消えてし まっている。 ・既存シートが256以上あるExcelファイルを使用するとアプリケーションエラーになる ので、既存シートが256以上のファイルはエラーを返すように修正した ・Open〜Closeまでの処理を繰り返すと、ファイルサイズが増大する。-->できる限り 増えないように施したが、内部の構造上、Open前よりサイズは大きくなる ・書式設定で「縮小して全体を表示する」にチェックを付けたセルに対してFitプロパ ティをFalseにしても、有効にならない。 ・書式設定で「折り返して全体を表示する」にチェックを付けたセルに対してOverRet urnプロパティをFalseにしても、有効にならない。] ・オーバーレイまたは上書きにて作成されたExcelファイルがACCESSのテーブルにリン ク・インポートできない。 ・Excel95の場合、16384行を超えた座標を指定した際には「座標エラー」を返すよう にした。 ・DelSheetを行う位置によって行タイトルの設定が消えてしまう。 ・Excelコンバーターで変換したExcelファイルをExcelで開くと、セルに文字が何も表 示されない。 ・95形式で書いたファイルをExcel95で開いた場合に、セルのプロパティでは引かれて いないように見えるが、画面上には罫線を引いていない部分に罫線が書かれている。 ・関数内の引数にシート参照を設定したものをExcelで見ると'#VALUE'になってしまう。 例)=ROUND(sheet1!A1,0) ・プログラム上よりExcel95ファイルのシート名を変更すると、書式が異なったり、場 合によってはExcelで読めないファイルが作成されてしまう。 ・Excelクリエーターにて作成したExcel97形式のファイルを、Excel2000上で保存する 際に「以前のバージョンExcelで保存したファイルに含まれる式は、ファイルを開い た時に自動的に再計算されます。」と言うメッセージが表示される。 ・関数内の引数にかっこがついているシート名を設定すると、「計算式エラー」が発生 する。例)=ROUND(sheet1(test)!A1,0) ・ NT3.51上にてExcelViewerから印刷を行うと、異なった印刷方向にて出力される。 ・ LineBottomで罫線を引いた後、LineBottomで罫線を消すと消えない。 ・ セルのロックを解除後、ブック、シートの保護をかけるとセルにロックがかかる。 ************************************************** ◆ 仕様変更点、及び付属ファイルの追加について * ************************************************** ・色定数を、clRed、clBlueなどのように先頭に必ずclが付与される定数について、 Delphiにて提供されている色定数と重複するため、xcRed、xcBlueのように先頭 clをxcに変更。 ・フォントスタイルを、fsBoldなどのように先頭に必ずfsが付与される定数につ いて、Delphiにて提供されているフォントスタイル定数と重複するため、 xsBoldのように先頭fsをxsに変更。 ・シートの上下右左の余白が設定できるように、SetMarginメソッドを追加。 詳細は、ヘルプを参照して下さい。 ・Visual Basic 5.0及び、Delphi 3.0 のサンプルの付加と、サンプル用ReadMe.T xtの提供。Excelオブジェクトとのベンチマークサンプルの付加。 ・API関数使用時における、Visual Basic用Xls2.basとDelphi用Xls2.pasの提供。 ・Delphi3.0用、CREATOROCXLib_TLB.pasの提供。 Delphi3.0では、列挙型を16bitで扱うため、Excelクリエーターで使用している 定数(lsDot(線種)やpn01(パターン番号)など)32bitと異なるため、「範囲外 の定数式です」というメッセージが表示される。Delphi3.0にてOCXの取り込み をする際作成されるCREATOROCXLib_TLB.pasを、提供したファイルに置き換える ことで、防ぐことができます。 ・ViewerAPIのViewCreateWnd()の戻り値に作成したウィンドハンドルを返すよう に変更。 ・印刷時の上左余白を、プリンタの印字可能領域から印刷を開始するとしていた のを、Excelシートで指定された位置より印刷開始に変更。 ・オーバーレイで、元ファイルに改ページが設定されていた場合、改ページは移 行されなかったが、移行するように変更。 ・枠線・行列番号・白黒印刷・簡易印刷フラグを移行を移行するように修正。