-------------------------------------------------------------------------------- VB-BarCode Ver2.0 ====================================== - アドバンスソフトウェア 株式会社 - -------------------------------------------------------------------------------- この度は、VB-BarCode Ver2.0をご利用頂きまして、誠に有り難うございます。 このドキュメントは、VB-BarCode Ver2.0のアップデートの履歴が記載されてお ります。 このドキュメントには、次の解説が記述されています。 ◆ 修正履歴 ◆ 追加プロパティ/メソッド ================================================================================ ◆ 修正履歴 2013.02.27 - ver2.0.3.3 ・特定の QR コードデータ設定時にエスケープコードが反映されず分割 QR コードが作成 されない現象を修正。 2010.06.15 - ver2.0.3.2 ・Visual BasicのPrinterオブジェクトを引数に指定してバーコードを印刷するAPI関数を 追加。 ・CODABAR[NW-7]、Code39、Code128、QRコード、PDF417で、最小エレメント値(Elementプ ロパティ)が0になる現象を修正。(utDot) 2009.11.17 - ver2.0.3.1 ・バーコードメッセージのサイズを大きくした場合、コントロールの表示、拡張メタファ イルの作成でバーコードイメージが縮小する現象を修正。 ・BarcodeSaveFile、BarcodeClipboard 関数を繰り返すと使用メモリが増加する現象を修 正。 2008.07.22 - ver2.0.3.0 ・Accessに貼り付けて使用した場合、バーコードが正しく表示されない現象の修正。 ・Visual Basicでフォームに貼り付けたコントロールのプロパティの設定が反映されない 現象の修正。 2008.03.19 - ver2.0.2.9 ・GetBitmap、GetBitmapB、GetBitmapB2メソッドで、バーコードイメージの作成が失敗し た時、GDIが増加する現象の修正。 ・Code128のドット補正機能を追加。 2008.02.04 - ver2.0.2.8 ・Visual C++の"ActiveXコントロールの挿入"に対応したコントロールに修正。 ・CODABAR[NW-7]のスタートコード、ストップコードに"A","B","C","D"を追加。 ・GetBitmap、GetBitmapB、GetBitmapB2メソッドで、バーコードイメージの作成が失敗し た時のエラー処理を追加。 2006.03.17 - ver2.0.2.7 ・Code128でFNCコードのみのバーコードメッセージを設定した場合、アプリケーションエ ラーが発生する現象の修正。 ・Code128で2文字目にコードセットの切り替えを行うと、バーコードが正しく作成されな い現象の修正。 2005.10.03 - ver2.0.2.6 ・連結QRコードでデータ内にエスケープコードと同じ値があった場合、不正なパリティデ ータを設定する現象の修正。 ・PDF417で特定のバイナリデータのバーコードが作成されない現象の修正。 2005.08.29 - ver2.0.2.5 ・GetScaleHeight、GetScaleWidthメソッドで、2次元バーコードのサイズを取得した直後 に1次元バーコードにタイプを変更して同じメソッドでサイズを取得するとアプリケー ションエラーが発生する現象の修正。 ・QRコードでQuietプロパティの値が0(自動計算)の場合、バーコードのサイズが正しく 設定されない現象の修正。 ・QRコードでタイプを自動判定にして特定のバーコードメッセージを設定した場合、 「シンボルデータ領域を超えました」のエラーでバーコードが作成されない現象の修正。 2005.06.29 - ver2.0.2.4 ・ObjectModeプロパティがomControlの場合、再描画を繰り返すとメモリ不足になる 現象の修正。 ・プロパティページのQRLevelで、レベルQとレベルHの設定が逆になっていた現象の 修正。 2005.05.19 - ver2.0.2.3 ・Code128、カスタマバーコードのチェックデジット付加の設定が「付加しない」から かわらない現象を修正。 ・PDF417の高さ(縦横比)を設定するプロパティとAPI関数を追加。 2005.01.18 - ver2.0.2.2 ・BarcodeGetQRType関数を使用して、QRコードの型番が正しく取得できない現象の修正。 2004.03.29 - ver 2.0.2.1 ・QRコードで特定のバイナリデータを設定すると「漢字コードが違います」のエラーが 発生する現象を修正。 ・2次元バーコード以外のバーコードでBarcodePutValueB2関数を使用した後、2次元バー コードの設定を行うと、"Access Violation"が発生する現象の修正。 2004.03.11 - ver 2.0.2.0 ・QRConnectプロパティにqrAutoConnect(自動分割)、qrManualConnect(分割)を設定して シンボルが1つしか作成されないQRコードの読み取りができない現象の修正。 ・QRTypeプロパティにqrAutoType(自動選択)を設定した場合、タイプの取得でエンジン の内部で判定したタイプを返す仕様に変更。 2003.12.16 - ver 2.0.1.9 ・utDot選択時に発生する下記の現象を修正。 1.QRコードのイメージ右下部分に大きい余白ができる現象を修正。 2.ObjectMode = Controlで、Code39、CODABAR[NW-7]のバーコードイメージがコント ロール内に収まりきらない現象を修正。 3.GetBitmapプロパティを使用してビットマップ形式のイメージを作成した場合、 バーが大きくなるなど、イメージが正しく作成されない現象を修正。 2003.10.30 - Ver 2.0.1.8 ・QRコードでメッセージの最適化処理を修正。 ・エレメント単位で生成するバーコードの精度を向上しました。 ・CODABAR[NW-7]で最小エレメントサイズがデフォルト(0.191mm)以下の値に設定できな い現象を修正。 2003.9.3 - ver2.0.1.7 ・QRコードのモデル2(2型)で、設定したバーコードメッセージの文字数が制限の範囲 内の場合でも「errQRSymbolOver (5116)」(シンボルデータ領域を超えました)が発生 する現象を修正。 2003.8.18 - ver2.0.1.6 ・2次元バーコードでバイナリデータのバーコードメッセージを設定した後、バーコー ドの幅を変更すると、アプリケーションエラーが発生する現象を修正。 2003.7.28 - ver2.0.1.501 ・QRコードでバイナリデータのバーコードメッセージを設定してビットマップを作成す ると、イメージが欠落する現象を修正。 2003.7.17 - ver2.0.1.5 ・印刷を繰り返すと使用メモリが増加する現象を修正。 ・グラフィックオブジェクトを取得する関数を繰り返すと使用メモリが増加する現象が 発生するため、新しい関数を追加して対応。 ・Clipboardメソッドでビットマップオブジェクトを連続してクリップボードに転送する と使用メモリが増加する現象を修正。 ・SaveFileメソッドで連続してメタファイルの保存を行うと使用メモリが増加する現象 を修正。 2003.6.9 - ver2.0.1.4 ・指定した生成単位で現在のバーコードサイズ(高さ、幅)を取得するプロパティを 追加。 ・QRコード、PDF417の生成時にメモリが解放されない現象を修正。 2003.5.2 - ver2.0.1.3 ・QRコードで7型以上の場合に型式情報が出力されない現象を修正。 2003.1.30 - ver2.0.1.2 ・メタファイル作成時にバーコードと外枠がずれる現象を修正。(utDot) ・QRコードの連結が「15」(Max:16)までしか設定できない現象を修正。 ・utDot選択時にPDF417で奇数のエレメント値を設定してビットマップを作成すると 下線がつく現象を修正。 ・Code128作成時にアルファベットの文字列が重なる現象を修正。 2002.10.1 - ver2.0.1.1 ・ObjectMode = omObject時に、QRコード分割シンボル指定時のエラーを取得できない 現象を修正。 2002.8.26 - ver2.0.1.0 ・QRコード分割シンボル指定時のエラーを取得できるよう修正。 ・QRコード分割指定時の処理を修正。 ・Code128のクワイエット幅に「0」を指定した場合のデフォルト値を変更。 ・Byte型のバーコードメッセージを設定するメソッド、APIを追加。 2002.5.28 - ver2.0.0.9 ・カスタマバーコードのサイズ計算を最適化。(utDot) 2002.2.22 - ver2.0.0.8 ・QRコードのクワイエット幅に「0」が設定された場合の計算方法を修正。2.54mmから モジュール幅×4に変更。 ・utDot選択時、高さを設定し、解像度に96dpi以外を設定すると、保存後高さが変わる 現象を修正。 2001.12.18 - ver2.0.0.7 ・下記のAPIで成功した場合必ず文字列長を返すよう修正。 BarcodeGetCheckDigitChar BarcodeGetStartChar BarcodeGetStopChar BarcodeGetValue BarcodeGetErrorMessage 2001.9.3 - ver2.0.0.6 ・Accessに直接貼り付けて使用できるよう修正。 ・PDF417で初期化シンボルを設定した際、メッセージを変更しても有効にならない現象 を修正。 2001.5.30 - ver2.0.0.5 ・Type(tpJAN8等)以外の定数が有効にならない問題を修正。 2001.4.17 - ver2.0.0.4 ・Code128でバーコードメッセージに「'」があった場合、正しく出力されない現象を 修正。 ・Code128でバーコードメッセージに「`」があった場合、正しく出力されない現象を 修正。 2001.2.14 - ver2.0.0.3 ・PDF417で不正なエラーコードを返す現象を修正。 ・Code128でバーコードメッセージ中に「~」がある場合、アプリケーションエラーが 発生する現象を修正。 ・GetCheckCharで不正なチェックデジットが取得される現象を修正。 2000.12.6 - ver2.0.0.2 ・Code128で設定した内容と違うバーコードが出力される。 2000.11.9 - ver2.0.0.1 ・QRコードにおける最適化を処理速度を優先し緩和。 ================================================================================ ◆ 追加プロパティ/メソッド ・BarPrintB Printer, cx, cy, varValue, nLength Byte 型のバーコードメッセージを使用して印刷を行います。 varValue には、Variant 配列(内部形式 Byte)を指定します。 nLength に配列の長さを設定します。 ・GetBitmapB varValue, nLength Byte 型のバーコードメッセージを使用してビットマップを作成します。 varValue には、Variant 配列(内部形式 Byte)を指定します。 nLength に配列の長さを設定します。 ・GetMetaFileB varValue, nLength Byte 型のバーコードメッセージを使用してメタファイルを作成します。 varValue には、Variant 配列(内部形式 Byte)を指定します。 nLength に配列の長さを設定します。 ・GetEnhMetaFileB varValue, nLength Byte 型のバーコードメッセージを使用して拡張メタファイルを作成します。 varValue には、Variant 配列(内部形式 Byte)を指定します。 nLength に配列の長さを設定します。 ・GetScaleHeight lUnit 指定した生成単位でバーコードの高さを取得します。 lUnit には、取得するサイズの単位を設定します。 ・GetScaleWidth lUnit 指定した生成単位でバーコードの幅を取得します。 lUnit には、取得するサイズの単位を設定します。 ・PDFRatio PDF417 の縦のサイズ(縦横比)を設定/取得します。 サイズは、1.0 〜 10.0 で設定が可能で、規定値は 7.5 になります。 [追加した API] ・BOOL WINAPI BarcodeBarPrintB(DWORD dwID, HDC hDC, double cx, double cy, VARIANT varValue, int nLength); Byte 型のバーコードメッセージを使用して印刷を行います。 nLength に配列の長さを設定します。 VB で使用する場合はこの API を使用します。 ・BOOL WINAPI BarcodeBarPrintB2(DWORD dwID, HDC hDC, double cx, double cy, BYTE* lpbValue, int nLength); Byte 型のバーコードメッセージを使用して印刷を行います。 nLength に配列の長さを設定します。 C++、Delphi で使用する場合はこの API を使用します。 ・HBITMAP WINAPI BarcodeGetBitmapB(DWORD dwID, VARIANT varValue, int nLength); Byte 型のバーコードメッセージを使用してビットマップを作成します。 nLength に配列の長さを設定します。 VB で使用する場合はこの API を使用します。 ・HBITMAP WINAPI BarcodeGetBitmapB2(DWORD dwID, BYTE* lpbValue, int nLength); Byte 型のバーコードメッセージを使用してビットマップを作成します。 nLength に配列の長さを設定します。 C++、Delphi で使用する場合はこの API を使用します。 ・HMETAFILE WINAPI BarcodeGetMetaFileB(DWORD dwID, VARIANT varValue, int nLength); Byte 型のバーコードメッセージを使用してメタファイルを作成します。 nLength に配列の長さを設定します。 VB で使用する場合はこの API を使用します。 ・HMETAFILE WINAPI BarcodeGetMetaFileB2(DWORD dwID, BYTE* lpbValue, int nLength); Byte 型のバーコードメッセージを使用してメタファイルを作成します。 nLength に配列の長さを設定します。 C++、Delphi で使用する場合はこの API を使用します。 ・HENHMETAFILE WINAPI BarcodeGetEnhMetaFileB(DWORD dwID, VARIANT varValue, int nLength); Byte 型のバーコードメッセージを使用して拡張メタファイルを作成します。 nLength に配列の長さを設定します。 VB で使用する場合はこの API を使用します。 ・HENHMETAFILE WINAPI BarcodeGetEnhMetaFileB2(DWORD dwID, BYTE* lpbValue, int nLength); Byte 型のバーコードメッセージを使用して拡張メタファイルを作成します。 nLength に配列の長さを設定します。 C++、Delphi で使用する場合はこの API を使用します。 ・double WINAPI BarcodeGetScaleHeight(DWORD dwID, long lUnit); 指定した生成単位でバーコードの高さを取得します。 lUnit には、取得するサイズの単位を設定します。 ・double WINAPI BarcodeGetScaleWidth(DWORD dwID, long lUnit); 指定した生成単位でバーコードの幅を取得します。 lUnit には、取得するサイズの単位を設定します。 ・void* WINAPI BarcodeGetIPictureDisp(); グラフィックオブジェクトの取得に使用した IPictureDisp インターフェースを取得します。 ・void WINAPI BarcodeReleaseIPictureDisp(void* pv); BarcodeGetIPictureDisp 関数で取得した IPictureDisp インターフェースを解放します。 ・HBITMAP WINAPI BarcodeGetBitmapI(DWORD dwID, LPCTSTR lpszBarcode, void** pv); HBITMAP WINAPI BarcodeGetBitmapBI(DWORD dwID, VARIANT varValue, int nLength, void** pv); HBITMAP WINAPI BarcodeGetBitmapB2I(DWORD dwID, BYTE* lpbValue, int nLength, void** pv); グラフィックオブジェクトの取得に使用する IPictureDisp インターフェースのポインタを 引数に設定して、ビットマップを作成します。 ・HMETAFILE WINAPI BarcodeGetMetaFileI(DWORD dwID, LPCTSTR lpszBarcode, void** pv); HMETAFILE WINAPI BarcodeGetMetaFileBI(DWORD dwID, VARIANT varValue, int nLength, void** pv); HMETAFILE WINAPI BarcodeGetMetaFileB2I(DWORD dwID, BYTE* lpbValue, int nLength, void** pv); グラフィックオブジェクトの取得に使用する IPictureDisp インターフェースのポインタを 引数に設定して、メタファイルを作成します。 ・HENHMETAFILE WINAPI BarcodeGetEnhMetaFileI(DWORD dwID, LPCTSTR lpszBarcode, void** pv); HENHMETAFILE WINAPI BarcodeGetEnhMetaFileBI(DWORD dwID, VARIANT varValue, int nLength, void** pv); HENHMETAFILE WINAPI BarcodeGetEnhMetaFileB2I(DWORD dwID, BYTE* lpbValue, int nLength, void** pv); グラフィックオブジェクトの取得に使用する IPictureDisp インターフェースのポインタを 引数に設定して、拡張メタファイルを作成します。 ・BOOL WINAPI BarcodePutPDFRatio(DWORD dwID, double dblPDFRatio); PDF417 の縦のサイズ(縦横比)を設定します。 サイズは、1.0 〜 10.0 で設定が可能で、規定値は 7.5 になります。 double WINAPI BarcodeGetPDFRatio(DWORD dwID); PDF417 の縦のサイズ(縦横比)を取得します。